美女たちの地獄

リクエスト

苗床編

「おおおおお♡おおおッッ♡」
「ぐうッ!うう、くううう、うぁぁ♡」
ホルンの目の前で、見知った顔が股を開いて巨大なゴキブリのちんぽを受け入れている。透明なビニールで覆われた胸のてっぺんの乳首は赤くなり勃起しているが、ビニールに押し潰されて行き場をなくしている。ゆさゆさと揺れる豊満な乳房はいやらしく、揉みしだいたりしゃぶりつきたいと思う男は数えきれないだろう。
二人は両腕、両足を男たちに押さえられていた。二人は蟲に争うこともしないから拘束は必要ないが、こうして押さえつけられながら笑顔で泣き、よがっている姿を好む層がいるのだという。
バグパイプもサイラッハも、オスのゴキブリを躰に受け入れていた。大きな芋虫のようなゴキブリのちんぽを、躰の中、臓器内へ受け入れている。ぐちゅぐちゅと混ぜられた愛液は泡立ち、白く濁っている。二人とも腰を小刻みに動かして、膣内の良いことろをゴキブリちんぽに刺激してもらっているようだった。
「あっは♡そこぉ♡ゴキちゃん、そこぉ♡おまんこの、奥、一番奥♡して、もっとして♡うちのおまんこもっとしてぇぇ♡」
バグパイプはこの異様な状況を一番楽しんでいるように見えた。ゴキブリと動きを合わせて腰を振り、時折「んおッ♡」と汚い喘ぎ方をして躰を震わせている。あのバグパイプがこんなイキ方をするなんて、知りたくなかった。
「はあっ♡あっ、あっ、んあああっ♡」
一方サイラッハは、どこか自我を残しながらこの場を乗り切ろうという雰囲気を感じた。時折顔が引き攣り、その直後に本気イキを晒す。腕を押さえつけている男のペニスを舌でべろべろと舐めながら、下半身はゴキブリのちんぽを咥える。
二人の股間は白濁液を大量にこぼしており、水溜りを形成していた。射精されてはこぼれている。二人の子宮の中には、もう精液が入らないのだ。
卵鞘をいくつも産み落とされた子宮はそれだけで満員だ。そこにたっぷりの精液を注ぎ込まれ、伸びることをまだ知らない子宮は限界だった。
二人のぽっこりと膨れた下腹部は、そこで新しい生命を育んでいるという証拠。

そんな二人の姿を、上司であるホルンは何も考えずに眺めていた。
ロドス……今回のことを許可したケルシーへの怒りや絶望とか、この商談で仕事が出来る職員たちへの嫌悪感とか、何も知らずにいる幼い代表やドクターとか、全てが黒いタールの沼の中へずぶずぶと沈んでいき、負の感情が湧き上がってこない。心が死んでいる。

誰かに腕を引っ張られ、二人がこぼした精液の水溜りへ押し倒された。
手と腕、スーツや太ももに生臭い白濁液がどろりと絡み付いてくる。左右から下品な喘ぎ声が聞こえてきて、そのまま耳を通り過ぎていく。
「ホルンちゃん、どうしたの?綺麗な顔なんだから笑ってよ」
ニコニコしながら地獄の主が声をかけてくる。

あいつがいなければ

死にかけた心に火がつくのを感じた。
大事な部下たちをこんな目に遭わせて許せない。私を生き地獄に堕としたあいつが許せない。

あいつが、いなければ――

装備は一切ない。しかし軍で鍛えた身体が、腕が、頭がある。
私は、リタ・スカマンドロスは、こんなことで死んだりしない――!

立ち上がろうと身体を動かした刹那、両手を男に押さえつけられた。精液溜まりの中、手のひらをしっかりとつき、立ち上がろうとしたのに、阻止された。
顔を上げると、冷たい目で見下してくる男と目が合った。恐怖は感じない。しかし、手はびくともしなくて、それが悔しくて、そして
「‼︎」
四つん這いになった自分の腰に、またあの感覚がのしかかってきた。

「四つん這いで交尾したいの?偉いね、ゴキブリのことを考えて。苗床の鑑だ」
諸悪の根源がパチパチと拍手をしているのが癪に障るが、それ以上に脳は腰にまとわりつく脚や股間に押し当てられるモノに警告を出している。
「やめっ……!離して!やめて!」
腰を振ってゴキブリを振り落とそうとするが無駄な努力だった。逆に脚に力が入るようにしてしまい、メリメリと肉に食い込んでくる。
「いっ、た……」
「ホルンちゃん、やっぱり君を指名して正解だったよ。あの名家に生まれ、軍に入り、戦禍を逃れてここまで生き延びた……。並外れた運と、体力と、そして精神力。素晴らしい」
「……」
私のことを、全て知っていたのか。
そんなことを考えている合間に、再びあの感覚がやってきた。ゴキブリのちんぽが膣壁をゴリゴリと進んでくる、あの感覚。
「くぅ……!んっ!」
「もう泣き喚かないか。何か覚悟でも決まったのかな。だけどそれがいい。君みたいな女を壊すのはとてもウケがいいんだ。頑張って抵抗したまえ」
「はあっ!あっ!あっ、あっ、あっ、あっ!」
突き上げた腰を後ろから容赦なくピストンされる。気付けば足も押さえつけられ、完全に抵抗できなくなっていた。
ゴキブリの姿が視界に入らないせいか、怒りに脳が焼かれているからか、恐怖はなかった。その代わり、一度オスを知った私のまんこは、快楽の方に意識を流すように言っている。
「ひぃ!ふっ、ふう!んぐ!ん、ん、ん!」
膣の奥まで入り、一気に引き抜かれる時に膣が悦んでしまう。きゅっと締め付けてしまうし、その度にビリっとしたものが脳を駆ける。再び奥に入れられると声が出てしまい、また膣が締まる。
「はあ、はあんっ、あんっ、んあ、あ、あ、あ、あ、はあっ!」
「いい声になってきたね。ゴキブリに犯されて喘ぐなんて、ココは素晴らしい逸材ばかりだ。今度は子供を用意してもらうとしよう」
「あんっ♡あ♡あ♡あ♡あ♡」
乳首が勃起している。クリトリスも膨らんでいるのがわかる。どちらも触って欲しい、達したいと疼いている。
どうせ交尾が終わるまではこのままだ。なら、せめて軽くでも気持ちよくなりたい……。
「あ、あ、イク!イク!ゴキちんぽでイ……!が……‼︎」
もう少しでイケそうだという時、下腹部に鋭い痛みが走った。また、子宮口にちんぽを捩じ込まれた……。痛みのせいで、イケなかった……!
「ほお!あ、ああ、でて……!」
どくどくと脈打つちんぽ。射精されている。また、ゴキブリに子宮を汚されている。
「あは……♡あ、ああ♡」
イケる、イケる♡この脈で、おまんこがイケる――♡
「イグッ――♡」
躰をできる限り仰け反らせて、おまんこに全感覚を集中させた。ああ、望んでイッてしまった……♡でも、これで、こいつらをヤれる――
「射精された?よし、じゃあこのまま聞いてね、ホルンちゃん。その子ね、寄生虫をもってるの」
「……は……」
「寄生虫も僕らの努力の結晶でね、なんと卵巣に棲みつくんだ。そいつに棲みつかれたら何をされるか、気になるよね。簡単に言ってしまえば卵巣改造だよ。人間が人間の子しか孕めない理由……まあ難しい話はいいか。とにかくその壁を取っ払うことが出来るんだ。つまり、全生物の子供を孕めるようになるんだよ」


   に

「ただデメリットがあって……。どうやら脳にまで移動しちゃうみたいで、いろんな場所をぱくぱく食べちゃうんだよ。こわいねぇ?だから体が動かなくなっちゃうし、喋れなくなるし、考えることも出来なくなっちゃうんだ。でも不思議なモノで、なんと絶頂を繰り返すんだ」
「はへ……」
「動けない、涎を垂らして自分で呼吸することも出来なくなった女が、あらゆる生き物に精液を注がれて、孕んで、絶頂しながら産むんだ」

ホルンちゃんは、これからそうなるんだよ

「ふううううううう‼︎はなして‼︎はなしてぇぇぇぇ‼︎」
どんなに全力を出してもびくともしない男の腕力。ゴキブリは離れて、おまんこから精液がたぱたぱとこぼれ落ちる。
「おねがい、とって!寄生虫とって‼︎」
「んん?それが人にものを頼む態度なの?どういう教育を受けてきたんだ?」
「う、うあ……。いや、いや……。寄生虫を、取って下さい……!お願いします……!」
肘を曲げられるだけ曲げて、額を精液溜まりへ擦り付ける。極東での謝罪やお願い事をするときのポーズらしい。今はこれが一番伝わると思った。
「ん、いいよ」
「え……あ、ありが――」
「その代わり、これから毎日うちで蟲相手に交尾をしてもらうよ。もちろん映像を売るためだから、ホルンちゃんにはハードな仕事になる。そうだな、とりあえず半年かな。それが終わったら取り出す手術をしよう」
「あ、あう……。……は、い……」
条件を飲むしかない。
飲むしかないのだ……。
「ちなみに、寄生虫は早いと七ヶ月くらいてわ脳を貪りはじめるんだ。早く手術がしたいなら――わかるね?」
「はい、なんでもいうことをききます!なんでもします!」
「よし、いい子だ」



こうして、ようやく地獄から解放された。
バグパイプとサイラッハ、ドクターにはさよならも言えないまま、私はアーツで下腹部に紋様をつけられ、契約を果たした。


今思えば、摘出手術はロドスでも出来たかもしれない。その判断を鈍らせるほどの、悲惨な未来だった……。



「ぅ、うあああ……♡」
私は日々、色々な生物と交わっている。
オリジムシ、犬、ネズミ、ゴキブリ、蜘蛛……。実験で作られた、可哀想な子達だ。
そして、何度か出産もした。
自分の躰からミミズが大量に出てくるのは気がおかしくなりそうだった。
常に気持ちいいし、たくさん潮も吹いた。犯されてる時はそれも強くなる。

ちなみに、もうどれくらい経ったのかは分からない。私の体は次第に動かなくなり、今では指も動かせない。点滴で生きながらえている。
でももうすぐ手術が行われる頃のはず。
もうすぐ、もうすぐ帰れる……。

「鉱石病にかかってますね」
「これ以上は実験も……ロドスへ……」
「あちらとも契約が……この状態は――」
「競売があるだろ、そこで……」

何の話をしているんだろう。目の前でたくさんの人が話しているのに、よくわからない。
バグパイプ、サイラッハ、早く会いたいわ。二人を抱きしめて、ちゃんと謝りたいの。守れなくてごめんって。


今度は三人で、ピクニックにいきましょうね