ハメ撮りにハマるラナ

 目が覚め、窓から柔らかい日差しが入って来ている事に気が付いた。外では小鳥が飛び交い、朝が来た事を告げているようだった。身体を起こしながら、ドクターの事、洗濯物の事、ドクターの部屋から出たらなんて思われるか、その前にキャミソールで部屋の外へ出るのか——と、一瞬で色々な事が頭の中を埋め尽くした。
 こぽっ、と膣から少量の白濁液がこぼれ落ちる。慌てて近くにあったティッシュで拭き取り、久しぶりにドクターと激しく求め合った事を思い出し、思わず照れる。そんなドクターの姿は部屋になく、デスクに仕舞われていた椅子がこちらを向いている。椅子の上には着なれたワンピースとコートが畳まれて置かれていた。

 ドクターの部屋のシャワーを借り、急いで髪を乾かす。使い慣れないブラシでポニーテールに髪をまとめ上げ、ワンピースを着る。下着はなかったが、コートでうまく胸元は隠せた。デスクの上にはドクターからのメモ書きと、ピンク色をした玉の玩具がある。
 メモには「洗濯物は部屋へ置いてきた・支度が済んだら黄色いファイルを持って食堂へ・ローターは中に入れてくるように」と書かれていた。
 下着も洗ったはずだから、持ってきてくれたらよかったのに。
 眉間に皺を寄せながら、ローターを壺の中へ入れる。コードはなく、リモコンも見当たらない為、ドクターが持っているのだろう。息を整えながら、少し勃ってしまった乳首を隠すようにファイルを持つ。
 部屋を出る姿は、幸い誰にも見つからなかったが、艦内には監視カメラが設置されているし、それを見た者は何をしていたか気付くだろう。
 二人で夜中に部屋へ入り、朝まで出てこなかったのだし。

 食堂のドアを開けドクターを探す。まだ朝食のピーク前なのか、人は疎らですぐ見つける事ができた。といっても、あんな黒づくめのフードを被っていれば嫌でも目立つのだが。
「おはよう、ドクターくん。ファイル持ってきたわよ」
「おはよう、パフューマー。悪いね、助かるよ」
ドクターはファイルを捲りながら、手をポケットの中へ入れる。
 瞬間、壺の中が強く震えた。躰を強張らせ、振動音が外に漏れていないかを気にする。ほんの少しだけ音が漏れているようだが、それに気付くものはいない。ドクターはラナの胸のてっぺんに出来ている小さな影を見やり、膝同士をピタリとくっ付けるラナに向かって「朝食、注文してきなよ」と爽やかな笑顔で言った。
「——っ。そうね……」息を殺しながら、注文カウンターまでゆっくりと歩く。
 キッチンの中には角を生やした大きな体躯が、皿の上に黄緑の葉や赤い実を丁寧に盛り付けている。マッターホルンはラナを見つけると、微笑みながら朝の挨拶をくれた。
「パフューマーさん、おはようございます。今朝は遅いですね」
「今日は、休みだから、寝坊をね……」
 そう言ったところで、膣内の振動の強さが変わった。ずっと一定だった振動も、止まって、小さく揺れ、一瞬止まったと思ったら激しく揺れ、予想できない動きに変わった。
「——ッ!」
 ドクターの方を見なくてもわかる。きっと嫌な笑みを浮かべて、困る姿を楽しんでいるに違いない。
 マッターホルンは、顔を赤くさせ震えるラナに気付き、心配そうに顔を覗き込んできた。懸命に何でもないと言ったが、風邪をひいているかもしれないから、と手際よく米と一緒に卵や酒などを柔らかく煮込む。
 以前ホシグマに教えてもらったもので、弱った身体に良いという。
 作っている間、膣を締め付け愛液が垂れるのを防いだが、そのせいでローターはより奥へ進んだ。子宮の先端に触れ、「——ふっ!」と小さな声が漏れる。膣はより締め付けられ、ローターはポルチオを刺激し続ける。

「熱いのでお気をつけて」
 礼を述べ、米とレンゲが乗ったトレイを、ゆっくりとドクターの元へ運ぶ。
 椅子に座ると、ワンピースが愛液に濡れる感覚がし、振動は弱くなった。ドクターはラナの方を見ずに、ホットサンドを食べながらファイルを眺めている。
「——、——はぁ」
 息を軽く乱しながら、柔らかい米を胃に流し込んでいく。口から熱い息が出るが、食事のせいなのか、興奮のせいなのか、判別はつかない。
 食事の味はよく分からなかった。塩味と、ふわふわの卵に、極東の酒の匂いがほんのりとする。マッターホルンの優しさを胃の中にやり、一息ついてドクターの方を見る。
 ドクターは心配そうな目でラナを見つめ、「具合悪そうだね。大丈夫?」と思ってもいない事を口にした。ドクターは食器をまとめ返却口へ置くと、ラナの肩を支えながら食堂を後にした。
 マッターホルンがこちらを見ているのではないか、そう思うと、蕩け切った顔を振り向かせられなかった。
 震え、愛液が伝う足を動かし、二人はラナの部屋へ向かった。

 昨晩はクリトリスでいつもより激しい自慰をしてから、ドクターにクリトリスを責められ、膣内をペニスで思いっきり突かれた。朝起きてから、下着を着けずに艦内を歩き、食堂でローターの振動を耐えた。
 そして今から、またドクターとセックスをする。
 連続で性を貪る事が初めてで、約一週間、膣に何も迎え入れなかったご褒美をもらっているようだった。
 スカートを捲り、ローターでほぐれた割れ目をドクターに見せる。目の前でリモコンを操作され、また違う振動になり、腰が崩れ落ちそうになる。
「もうっ、こんな……、みんなの、前で……、あああ♡」
 立っているのもやっとなラナを、ドクターは躰で受け止める。
「食事を持ってきた時、顔は真っ赤で、目も潤んでたね。きっとマッターホルンも気付いてたよ。ラナが朝から、大勢が集まる食堂で、性を貪っているって。ほら、触ってないのに、クリトリスがガチガチになってる。ワンピースも濡れてるし、愛液が足首まで垂れてる。すれ違った人、みんな気付いてるだろうね」
 勃起している肉芽を指で撫でながら、ラナの痴態を責める。
「ああ♡ああ♡」
 やっと性を解放出来る悦びと、公共食堂で気持ち良くなってしまったこと、これからされる事を想像し、鳥肌が立つ。
 膣内のローターは不規則に震えつづけ、それとは正反対に肉芽は一定の動きで撫でられ続ける。
「い、いきたい……。ドクターくん、いっても、いい?」
 瞳を潤ませ、精一杯の笑顔を作って懇願する。もういつでも絶頂を迎えられる。早く楽になりたい。
「んー、だめ」
 ドクターは笑顔でラナの希望を破り、中指と薬指を膣の中へ入れる。膀胱を膣壁越しに激しく何度も押され、あっという間に潮を吹いてしまった。それでも絶頂を耐え、必死にドクターにしがみつく。
「うあッ——ッあ——」
「ラナの中、ぐずぐずだね。指がふやけそうだ。ローター、気持ち良い?」
 ローターでGスポットを押さえられ、ラナの意識とは関係なく躰は潮を吹き続ける。
 もう既に躰は果てている。ドクターもそれに気付いている。それでもラナはまたやってくる快楽を耐え、ドクターに訴え続ける。
「イきたいッ、イかせてッ。おねがい、おねが、あ゛ぐッ」
 ドクターはラナの躰を抱き締め、ラナの熱願を無視し、ラナの膣内を掻き回し続ける。
「ああああああ‼︎おねがい、ドクターくん!いきたい!いきたい!手マン、気持ち良いの、好きなの!イクイクイクイク‼︎もう無理!おまんこイク‼︎イッ——」
 激しく膣を痙攣させ、その場に座り込む。
 指が抜けるのと同時にローターが飛び出て、潮の水溜りに落ちた。飛沫を上げながら水溜りの中で跳ねるローターを見ながら、激しい絶頂に躰は震え続けた。

 ラナの部屋に潮の匂いが充満する。
 脳の中は未だに快感で満ちていたが、暑い事に気が付いてコートをのそりと脱ぐ。
 ドクターはクローゼットを開け、何かを探しているようだった。目当てのものを見つけたドクターは、それをラナの目の前に置いた。
 薄いオレンジ色の棒は、少しだけ反っている。下の方は太く、上に行くと若干細くなっていくが、一番上はまた太くなっている。ラナが数日前に購入しようか迷っていたものが、なぜかラナの部屋のクローゼットから出てきた。
「昨日ラナが寝てる間に置いておいたんだ。このローターと一緒に買っておいてよかったよ」そう言いながら、媚薬ローションをディルドに垂らす。
「ほら、舐めな」
「あ——、え——」
 目を白黒させていると、ドクターは無理矢理ラナの頭を押さえ、ディルドを口の中に捩じ込んだ。強力な媚薬ローションが口の中を満たし、喉を通る。躰を熱《ほて》らせながら、表面は柔らかいが、芯が強い棒を舐める。
「ははは、一生懸命偽物を舐めてるね。そうだ」
 ドクターは携帯端末をポケットから取り出すと、それをラナに向けた。
 さすがに恥ずかしかったのでディルドを口から出そうとしたが、ドクターはラナの頭を乱暴に押さえ付ける。くぐもった声で抗議をするが、ドクターの目はそれを赦してくれない。諦め、ディルドを音を立てながら口で扱く。
「ラナのフェラ顔、綺麗に撮れてるよ。ほら、カメラの方見て。そう、凄くいやらしいよ。強く吸ってみて。はは、だらしない顔だ」
 ドクターに蔑まれながら、ラナは懸命に首を動かし続けた。こんな屈辱的な事をされても、心と躰は悦んでいる。クリトリスが微かに床に触れると、ラナの表情はより蕩けて行く。そんな顔をカメラに抑えられている。
「んぶ、ふぅっ、んん、んっ、んっ、んっ」
 じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、と強く吸われる水の音が響く。ドクターはワンピースから胸を肌けさせ、勃起した乳首を優しく摘む。
「んぅううう!んぐっ♡うぶっ♡」
 涙を浮かべながら偽物のペニスを懸命にしゃぶり、乳首を責められ身を震わせ、クリトリスを床に擦る。
 ようやくディルドから口が離れたラナの顔は、虚空を見つめとろとろになっていた。
「ほら、これをまんこに挿入《い》れるんだよ」
 ディルドに再びローションが垂らされる。膣内はラナのローションで出来上がっているので本来ならば必要ないが、媚薬入りとなれば話は別だ。
 ペニスが勃起し続けられるくらい強力なものを口にしたラナは、ちょっとの刺激があれば絶頂し続けるんじゃないか、と思わせるくらい仕上がっている。
 のろりと躰を動かし、ラナは言われるがままディルドを跨ぐ。スカートを押さえながら、手を使わずに割れ目にあてがうと、ディルドがラナの躰の中へしまい込まれて行く。
「はぁぁぁぁ……」
 熱い吐息を吐き出しながら、下の口は根本まで咥えこむ。
 ドクターのペニスよりも太く長いものを奥まで飲み込み、腹は形を変えている。グリグリと腰を押し付け、回し、気持ち良い場所を探る。
 ドクターはラナの蕩け顔のアップをカメラに写し、揺れる乳房を舐めるように撮影し、ディルドに夢中になっている秘部をフォーカスする。
「パフューマーのラナがオナってまーす。まんこにディルド挿して、夢中になってまーす。ラナ、気持ち良い?」
「きもひぃ♡おちんちん、すきぃ♡」
「じゃあピストンしてみようか。後ろから撮るよ」
 ドクターはラナの後ろへ回り込み、震える尻尾を背中の方にやり、玩具のペニスをしっかり咥え込んだ口にカメラを向ける。そのすぐ上では、皺の多い口がくぱくぱと動いていた。
「ああ、こっちも欲しいんだね」
 そう言うと、アナルを指でマッサージし、ローターを捩じ込まれた。
「はぁ!ああ、なに、入れて……ああああああ‼︎」
 柔らかい肉の壁ははじめてローターの振動を受ける。その振動はぎちぎちになった膣にもやってきて、子宮をも刺激する。
「ほら、動いて」ドクターが尻をぺちんと叩き、ラナを急かす。
 尻を持ち上げると、ラナの花びらがディルドを包んでいるのがハッキリと見える。腰を落とし、また持ち上げる。腰の動きを徐々に早めると、ちゅぷ、ちゅぷと音が立ち始めた。アナルはピッタリと閉じたり、たまにふわっと口を開いている。
「ああ、ああ、バイブ、止めて……、すぐ、イっちゃう……」
 震える声で嘆願しつつ、ディルドでオナニーを続ける。
 ドクターのペニスよりも長い為、普段よりも膣は押し上げられ、奥の壁を突き続ける。排泄する穴からの振動も手伝い、果てるのに時間は要らなかった。
「イくときは何ていうんだっけ、ラナ」
「ドクターくん、おまんこ、イきます♡見てて♡ラナが気持ち良くなるとこ、みてて♡」
 激しく腰を打ち付けながら、何度もイくと叫ぶ。
 最後に強く腰を落とし、躰を震わせて放尿する。
「はぁぁぁ♡……いっ……たぁ……♡」
 ディルドを深く挿したまま床に突っ伏し、絶頂の余韻に浸る。カメラに映される秘部はひくひくと動き、気持ち良くしてくれた玩具を離そうとしない。
 黄色い液体が床に広がり、アンモニアの匂いが漂ってきた。
「ラナがイっておしっこ漏らしちゃった。こうなっちゃダメだよ」
 ドクターは誰に向かって言ったのか。そんな事を考えていたら、無理矢理ディルドを引き抜かれた。
「ほら、ベッドに行くよ」
 
 ラナはベッドの上で、ドクターが用意した玩具で徹底的に弄ばれる。その様子はベッドサイドのテーブルに置かれた端末で、一部始終を記録されている。
 乳首には小さなクリスタルで装飾されたクリップが付いている。胸が揺れると、クリスタルは光を反射し煌めく。腕は後手に拘束され、足には何もついていないが「閉じたらダメだよ」というドクターの言い付けを守って開かれている。
「これから、ドクターに♡気持ち良くして♡もらい、——ッッ、まひゅ♡今は、乳首、挟まれて、気持ち良い、です♡お尻には、ローターが……♡入ってて、これも、気持ち♡良い、で、すぅ、ぅうう♡」
 レンズに目を合わせ、恥ずかしさを堪えて喋る。良く言えました、とドクターはラナの頭を撫でながら、熱くなったペニスをクリトリスに擦り付ける。ラナは悶え、腰を浮かせたり、ベッドに沈めたり、ペニスで扱かれるのを目一杯楽しんでいる。
「ほら、カメラに向かって今の状況を説明しないと」
「ひん♡ひぃ、はああ♡あ、今、勃起した、クリトリスと、勃起した、ドクター♡くんの、ちんぽがあ、あぁぁ♡♡♡擦れてますうう♡素股、気持ち良いいぃぃ♡エッチに、なるぅ、ローションで、クリが、熱くて、はあああ‼︎イく‼︎イくぅ♡……あ、やぁあ、止まんないでえぇ、ドクターくん、意地悪しないでえぇ……」
 ラナの悲しげな声を、マイクは拾い続け、カメラは、必死に腰を持ち上げ、クリトリスとペニスを摩擦しようとするラナを撮影し続けている。クリスタルがキラキラと輝き、ラナの顔は必死にペニスを求めている。
 ドクターはカメラの方を指差し、今思っている事を記録しろとラナに求めた。
 ラナは悲しそうな顔を向け
「ドクターくんが、焦らして、イかせてくれません……。クリトリスは、勃ってて、イけるのに……。いっぱい、擦って、ほしいのに、してくれません……。おまんこも、イきたいのに……」
 躰が疼いて仕方ないと訴えた。
 ドクターは側に置いていた玉が連なっている棒を手に取り、ローションで十分に濡らしてから、それをアナルへ突き刺した。先端には小さな玉がついており、持ち手に行くほど玉は大きくなっていく。六つの玉がついたアナルスティックを、つぷり、つぷりと挿し、ローターをより奥へ追いやる。
「あ、あああ……‼︎」
 徐々に入り口が広がって行き、背中にまでスティックが到達したかのような錯覚を覚える。それが引き抜かれると、強い排泄感が脳を支配する。
「ひいう‼︎だめ、それだめ、出ちゃう!あああ‼︎」
 ぽん、とまた一つ引き抜かれる。また一つ、また一つ。引き抜かれるたび、ラナはダメと何度も叫んだ。
 またスティックが深く差し込まれ、今度は一気に五つ引き抜かれる。
 躰がビクっと震え、ラナは絶頂寸前の感覚を捉えた。
「ううう、やああ‼︎お尻で、イきたくない‼︎クリ、クリがいい‼︎お願い‼︎あああ‼︎抜かないで、だめえぇ♡ひああ♡お尻で、イく♡イくぅぅぅ♡♡♡」
 躰が跳ね、足が震える。アナルにスティックを刺したまま、尻穴で果ててしまった。
「ふううう♡」
 ようやく果てたが、満足していないクリトリスは未だ勃起し続けている。
 ドクターはクリトリスに顔を近づけ、力を込めた舌先でクリトリスをゆっくりと転がし始めた。まだ絶頂の余韻に浸っていたラナは、それでもようやくクリイキ出来る事を悦んだ。
「あ♡あはっ♡ドクター、くんが♡クリを、舐め♡んんんんッッ♡ゆっ、くり、クンニ、してくれて、ます♡はあああ‼︎腰、動いちゃう、けど♡我慢、します♡」自分からレンズに視線を合わせ、今の状況を説明する。
「あんっ、ねぇ、ドクターくん♡これ、本当に、録画、してるの?」
「え、いや、ライブ中だけど」
「え……。う、嘘でしょ……」
 そんな嘘をついてどうするのさ、とドクターは肉芽を舐め続ける。これが、今どこかで配信されている?誰かが、わたしたちの行為を見ている?公共食堂で感じたものが、再びラナを支配する。その間もクリトリスは舐められ続け、再び達してしまった。
「あ——♡あ——、あはっ——」
「ラナって見られるのが好きなんだね。朝も食堂で乳首を勃起させながら、まんこに入れたローターを愉しんでたもんね」
 乳首についたクリップが大きく揺れるように、ドクターは優しく乳房を揉みしだく。
 乳首は弄られていないのに、乳首に強い刺激を感じる。「ふうっ、ふう♡」と息を殺しながら、レンズを見つめ、カメラの向こう側を想像する。
 ロドスの誰かが、ラナの躰を見ながら、声を聞きながら、ペニスを扱き、射精を待っているかもしれない。もしかしたら、レユニオンの誰かにも、見られているかも——まんこも、お尻の穴も、乳首も、フェラ顔も見られてしまった——
 そう思うと、躰は再び絶頂を迎えた。胸が揺れ、ローターとアナルスティックを入れたままの尻穴が締まる。腰を浮かせながらレンズを見つめ、顔を歪める。
「お、何もしてないのにイったの?凄いじゃん」
 ドクターは感心すると、ペニスの形をしたバイブを膣の中へ入れてきた。
 根本には可愛らしいウサギがついていて、その耳がクリトリスに当たった。スイッチを入れると激しく振動し、膣内と直腸の異なる振動でラナ躰は激しく揺れる。
「がっ——、あがッ!はあああッ‼︎あああああああああ‼︎」
 ありえない速さで達してしまい、ラナの顔は何が起こったのかわからないようだった。絶頂中の下半身を、バイブは責め続ける。じょろじょろと潮を吹きながら、腰がびくびくと震える。足は閉じる力もなくベッドに放り出され、瞳から涙が流れる。
「ほら、ちゃんと伝えないと」
「あ、あ、あ——今、ッッ‼︎いま、いき、ました♡……イってるとこ、見られて、気持ちよくなって、ます♡バイブで、クリトリス、揺れて……ッッッ♡♡♡イ、イく‼︎イッ‼︎はぁっ、はぁっ、はぁっ!こんなに、連続で、いくの、はじめて、です♡みて、ますか♡ラナで、気持ち良く、なって、ますか♡わたしは、気持ち、いいです♡ポルチオに、バイブの先端、当たってて、ドクターくんは、すぐ、ポルチオを見つけて♡くれ、ます♡ううぅぅううう♡♡♡いま♡バイブがぐって、中に入ってきて、クリが、ウサギちゃんの、耳に挟まれ♡ひぐっ♡し、子宮に、バイブの先端が、入って、ます♡あ、いく、いく、玩具でイきます‼︎子宮で、いき——っっっ‼︎」
 もう何度目だろうか。躰は疲れ果てているが、絶頂が止まらない。
 ドクターはバイブをそのままにしてベッドを離れ、飲み物を飲みながらラナがイキ続けるのを眺めた。ラナはレンズなどとうに見ておらず、気持ち良い、エッチ好き、イク、と躰を捩りながらバイブで何度も果てている。
 本当はただ録画しているだけなのだが、まさかここ迄見られる事に興奮するとは思っていなかった。今度は本当に配信してやろうか、それとも、誰か連れてこようか——

 何度も絶頂を繰り返したラナは、いつしか気絶していた。頬の涙は乾き、穏やかな寝顔を見せている。
 まだ昼を回った頃だが、バイブとアナルスティックを咥えたまま、すーすーと寝ているラナを、ドクターはカメラに納めた。バイブを引き抜くと、白く固まった愛液がバイブに絡みついてきた。アナルスティックを一気に抜いても、ラナは「あんっ」と声を上げるだけで起きようとしない。アナルに指を入れ、中に入ったローターを掻き出す。
 ドクターは眠るラナの口にペニスを捩じ込み、腰をゆっくりと動かす。ラナの頬の形が変わり、ペニスに唾液が絡まっていく。
 濡れた肉棒を口から引き上げ、バイブでぐずぐずになった膣内へゆっくりと入れていく。力が全く入っていない膣壁は柔らかく、しかし腰を動かすと締め付けてくる。ラナの躰が力なく揺れ、ドクターに犯される膣はきゅうきゅうと締め付けを増していく。
「ああ、ラナをレ○プしてるみたいだ……。ほら、気絶してるラナにちんぽが入ってるよ。嬉しそうに犯されてる」
 液晶に映し出された結合部から、愛液が泡立っていく。
 ラナから「ぁ、あ、ん」と力のない喘ぎ声が漏れる。ドクターは腰の動きを早め、ラナを玩具のように扱う。
「中出しするからね。ラナ、全部飲むんだよ」
 歪むラナの顔を撮影しながら、ドクターはラナの中に子種を注ぎ込む。カメラを結合部へ戻し、ゆっくりとペニスを引き抜く。精液に塗れた肉棒と、精液を吐き出す膣口が映し出され、「あー」とドクターは残念な声を出した。
「ラナは精液を溢してしまいました。飲んでって言ったのに。これはお仕置きが必要だ」
 そういうとテーブルをベッドの足元へ移動させ、そこへカメラを置く。位置を調整しベッドに戻ると、ラナの足を持ち上げ、そのまま肩の方まで押さえ込む。精液を垂れ流す筋がハッキリと映し出され、ドクターは萎える事のない肉棒を尻の穴へあてがった。
「アナルセックスしまーす。ラナはアナルでもいける、変態さんでーす」
 ずぶずぶと肉棒が沈み込み、二人の腰は隙間なくくっついた。「あ、はぁ……、はぁ、あ、はぁ……」とラナは苦しそうな声をあげるが、未だに気が付かない。
 ドクターは最初から思い切り腰を振り、アナルの奥へ奥へと進んでいく。ローターとスティックで拡がる事に慣れた尻穴は、太い肉棒を柔らかく包み込んでいる。
 S状結腸を何度も突く。排泄器官を犯され、ラナは顔を歪めていく。パンパンパンと、腰と腰がぶつかり合い、ベッドが大きく軋む。

 目を開けたラナが、押し寄せる快感に躰を強張らせた。
「っ——、ドクター、くんっ!なにっああああ‼︎」
「ああ、気が付いちゃった。今ラナにお仕置きしてるんだ。中出ししたのに溢しちゃったから、ケツマンコに言い聞かせてる最中だよ」
 ラナは目の前にある秘部から溢れ出る白濁液を見ながら
「何、言って……!ああ!ああ!深い!深すぎ!お尻、変になるうううう‼︎」
と壊れそうな躰を捩る。
 腕は未だに後ろで拘束されたままだし、乳首はクリップが付きっぱなしだ。アナルに力を思うように込められず、何度も抜き差しされる肉棒で再び子宮が疼き始める。
「ラナ、まだ配信してるから、ちゃんと説明して。ほら、言うんだよ」
 腰の動きを止めることなく、ドクターはラナに喋るよう強要する。
「ひぐっ、うっ、ううっ、うええぇん……。いまぁ、ドクターくんに、お仕置き、されて、ましゅうう、ううううう‼︎ひっく、ケツマンコ、だめ、気持ち良くて、ごめんなさいいぃ、感じてます、うう、ひぐっ‼︎お仕置きなのに、感じてるう……、うえぇん……。おちんぽ、抜かれる時が、気持ち、良くて、奥まで、おちんぽ、刺さると、気持ち、よ、うぐううううう‼︎いぐ!ケツマンコほじられて、いぐうううう‼︎」
 涙を流しながら絶頂する。潮が顔にかかり、涙と混じる。同時にドクターからも精液を注ぎ込まれ、嬉しいやら悲しいやら、ラナの頭の中は訳が分からないままだった。



 落ち着いたラナは、録画された痴態を見ながらドクターの事をたくさん責めた。ドクターは笑いながらごめんごめんと軽く謝り、ラナの頭を撫でる。強く怒ろうかと考えたが、録画されたものを見て勃起しているドクターを見ると、そんな気も失せる。
 ずっと欲しかった肉棒を、気絶している間に入れるなんて。
「ねぇ、その、また撮って、くれない?あの、今……」
 もじもじしながら、ハメ撮りをお願いすると、ドクターは嬉しそうに録画ボタンを押した。


 録画、始まった?えと、じゃあ……。療養庭園の管理人の、ラナです。えへへ……、えっと、今から、ドクターくんのおちんぽを舐めます♡ドクターくんのおちんぽは、とてもエッチで、凶暴で、いじめっ子なので、そのままおまんこに入れると、危険です♡

 ぬちゅ……くちゅ……くちゅ……じゅる、じゅるっ

 んふふぅ♡はぁ、ドクターくんは、鈴口が弱点です。こうひて、……ん、|舌で《ひたれ》、んんん、ぐりぐりほじくると、カウパーが、いっぱい出てきます♡……ローション頂戴。……ありがとう。ん……、ローションを胸に塗って……、おちんぽを挟まれるのも、好きよね。ん、ん、あは、おちんぽが、硬くなってきたわね♡

 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ……

 はぁ、はぁ、おっぱい、気持ち良い?あっ、乳首が、擦れて、わたしも、気持ち良い♡ドクターくん、大好きよ♡愛してる♡おっぱに挟まれたおちんぽ、舐めてもいい?柔らかいベロで、先っぽを舐めて、カリ首を弾いて、裏筋をいっぱい、舐め上げてあげる♡

 じゅるっ!じゅぶじゅぶじゅぶっ、ずちゅっ、じゅぶっ、じゅるるるる

 ぷはっ……、……おちんぽ、凶悪になっちゃったね。じゃあ横になって。ふふ。……これから、ドクターくんのおちんぽを、下の口で、いっぱい食べます♡ほら、見える?もう涎がこんなに垂れて……早くおちんぽちょーだいって、言ってる♡あ、指が、二本も、ほら、こんなに♡入って♡はぁ、はぁ……。ん……、じゃあ、入れるね。んっ、……はぁあ、あああ……。おまんこの中、ちんぽでいっぱい……♡

 ぱちゅん、ぱちゅん、ギシッ、ギッ、ぱんっぱんっぱんっ

 はああああ、セックス、気持ち良いっ‼︎おまんこで、ちんぽ食べるの、気持ち良いっ。ああ、あっあっあっあっあっあっ!ちんぽ好き♡バキバキの、かたいちんぽが、中を、突き上げて、擦って……!はぁ!はあ!ああっ、ちょっと、ドクターくんは、動いたら、ダメ……♡ああっ、ああああああ♡♡♡

 ばちゅばちゅばちゅばちゅ

 うううう♡潮、吹いちゃう♡はぁっ、はぁっ♡ドクターくんが、必死に、腰を振って、ラナのおまんこの中、おお♡中を、擦ってきて♡ちんぽが、私の事、イかせようと、ゴリゴリって♡しゅご♡ドクターくん♡んんん、んむ、ふぅ、んむぅ♡ぷはぁ……あああ、いくいくいく♡生ちんぽでおまんこいくぅぅ♡♡♡

 ぷしゃ……しゃぁぁ……

 あ、あ、いっちゃった♡わたしが、ドクターくんのこと、いかせ、たかったのに♡

 ぱんぱんぱんぱん‼︎ぱんパンパンパン‼︎

 んお‼︎どくったあ、くん♡あはっ、あああ♡ドクター、くんは、イってる、おまんこを、何度も、突き上げて♡きます♡こうやって、虐めて♡きますっ‼︎んおおお‼︎またいく!いくいくいくいく♡ッッ‼︎……ふぅぅう……♡今、中出し、されましたぁ♡みてて……抜くね。んっ、んん……、はあああ……。いっぱい、出したね♡ふふ……